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1式戦隼について... (6)

戦史研究家の梅本弘史先生の調査に拠りますと、昭和16年12月8日のマレー作戦開始(則ち太平洋戦争開戦)から17年3月9日の蘭印作戦終了までの期間に59戦隊及び64戦隊の1式戦(通称『隼』)は連合軍機61機を撃墜しています。50戦隊が30機、64戦隊が27機、両戦隊協同撃墜が4機との事です。61機中43機が戦闘機です。日本側の損害は(両戦隊で)16機、戦死11名、5名生還と成っています。加藤建夫戦隊長と言う人は上司として、リーダーとして人間と...

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1式戦隼について... (5)

陸軍の1式戦隼と海軍の零式艦上戦闘機の1時代前の制式戦闘機である陸軍の九七戦と海軍の九六艦戦でも中島飛行機と三菱は似たような飛行機を作ってライバル関係にありました。1式戦隼と零戦の関係と同じ事ですけど陸軍の採用した中島飛行機製の九七戦は三菱が作った海軍の九六艦戦よりも格闘戦性能に優れていました。つまりその当時世界1旋回性能が良い戦闘機だった訳です。九六艦戦が世界第2位でした。ノモンハン事変に於いて地上...

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1式戦隼について... (4)

隼と零戦の設計思想の違いと言うのは翼の形状の違いなどの細かい点に於いては隼を設計した小山悌さん及び糸川英夫さんと零戦の設計主務者の堀越二郎さんの違いもある訳ですけど、設計を命じた陸軍と海軍の考え方の違いが1番大きい訳です。隼と零戦は似たようなスタイルを持ち、どちらも千馬力級の発動機を装備した格闘戦性能を追求した軽戦闘機で欧米の一撃離脱戦法の重戦闘機との比較に於いては似たような戦闘機に見える訳です。しか...

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1式戦隼について... (3)

まずカタログデーターで我が陸軍の1式戦1型と海軍さんの零式艦戦21型とを比較してみたいと思います。陸軍1式戦闘機1型制式名称:一式戦闘機1型機体略号:キ43−1発動機:中島製ハ25、二重星型空   冷14気筒、950馬力プロペラ:二枚、定回転(住友ハミ    ルトン・スタンダード)最高速度:495km/h(4000mで)急降下制限速度:650km/h上昇力:5千米迄4分48秒 翼面荷重:102kg/㎡後続距離:2200km(増槽使用)兵装:89式7.7粍機...

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1式戦隼について... (2)

一般の日本国民には『ゼロ戦と戦艦大和』と言う刷り込みがされているみたいで知名度的に海軍の零式艦上戦闘機に我が陸軍の1式戦闘機隼が負けている感じなんです。『零戦燃ゆ』とか『永遠の0』などの影響で零戦(れいせん)ばかりが注目されている訳です。しかも少し知識があるようなミリオタ(※ミリタリー・オタク)の中にも隼よりも速度が速くて20粍機関砲を装備して兵装が強力だった零戦の方が1式戦隼よりも優秀であったと言うよう...

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